前回のブログではクリーンエネルギー関連が来るのでは?
米国株は上昇、日本株は無風。というところまで書きました。
では、日本株で可能性のありそうなところを探ってみます。
関連というと、クリーンエネルギー発電、蓄電器関連、太陽光の施工関連
色々調べたところ
蓄電器なら6864 エヌエフ回路設計ブロック
蓄電池事業を強化しており、スマートスターという蓄電池はかなりのシェアがあり、
卒FIT需要もあります。ただし直近の決算はコロナ影響でダウン
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57619300T00C20A4L82000/
太陽光関連なら、サニックスがよさそう
というかここは、次世代エネルギー全般の事業を多展開している。
太陽光発電製造・販売・施工、廃棄物のリサイクル・発電、新電力小売
直近決算が悪く株価も下落中。
ただ本命は、クリーンエネルギー発電をやってるところが最も株価の影響は大きいように思います。
候補銘柄上げてみました。
エフオン:バイオマス発電
ウエストHD:太陽光発電
レノバ:バイオマス、太陽光、風力、地熱発電
イーレックス:バイオマス発電
ざっとみると、エフオンとレノバが対照的で気になりました。
気になった点
①エフオン 有利子負債最も低い
レバレッジをかけずに経営
PER低=期待値が低い
レノバはその逆
有利子負債最も買い PER高
②利益率
エフオン、レノバ最も高い
割安的にいうと圧倒的にエフオンがよさそうです。
エフオン調べてみました。
この会社は、バイオマス発電所を4つ持っています。この4つの稼働で売上が決まります。
これが4半期推移です。
2016年12月から売上規模が2500~2800のレンジです。
なぜでしょう。発電施設が増えてないからです。
逆をいうと発電所を増やさないと売上は伸びていきません。
ここに低PERの理由がある気がします。
発電所が増えないと売上が伸びないので会社の成長は停滞します。
レバが低いので、どんどん施設を増やすという方針ではないようです。
オヤ?
2020年3Qを見てください。
売上が3596と大きく増えています。
そうです!発電所が1つ増えたのです! 壬生発電所です!
結果利益も伸びました。
大きくはあがってません。
実は、今まで販売していた売電価格を低くするというIRがでて下方修正したのです。
理由は、昨今の電力卸価格が低下しており、fit価格にプレミアムをつけた価格では売電できないからということでした。
ただし、今までの3発電所に限り、壬生は例外とのことでした。
つまり、売電価格が下がる部分を壬生の発電所がカバーできれば増収増益です。
細かいことは省きますが、計算した結果、この20年3Qの売上、利益の伸び率を考えれば
売電価格の下落を補える利益貢献を壬生が果たす可能性が高いと思いました。
3つ目の発電所(豊後大野)が稼働したのは、16年8月、その影響が出始めた16年9月期の決算発表
11月に株価が急騰後上昇トレンドになりました。
かつ、バイデン当選⇒クリーンエネルギーブームとなればかなりの追い風に。
これは投資妙味がありそう。。