ジモティーの決算発表が13日にありました。
結果としては予想よりも売上利益伸びず、
かつPV数(前期比)もダウンしていたことからPTSでは大きく下がっております。
結果としては予想よりも売上利益伸びず、
かつPV数(前期比)もダウンしていたことからPTSでは大きく下がっております。
今回の決算を分析してみます。
以前のジモティー分析でも書いたように
3Qの決算を僕はかなり良く予想していました。
(今思えば少し楽観的ではありました。。)【今期大きく伸びなかった原因】
・2Qに比べPV数の下落
・広告単価が思ったより回復していなかった。
この2点につきます。
ではこれで売却するのかというと、今回で見切るのは少し早計という結論に至りました。
月間投稿数は、毎3Qでダウンしています。
これは毎年2Q,3Qに広告宣伝費をかけていないことが原因の可能性があります。
であるとすれば、PVのダウンで売却するという判断は、もうあと四半期は様子を見るべきだと思いました。
【新しい取り組み】
僕がそもそもジモティーを保持する理由は、
そこに大きな利益の源泉が存在するからです。
月間PV数は、約7億PV。その収益をほぼ自動配信の広告に頼っています。
マネタイズさえできれば、大きく利益を増やすと思います。
そこをあと半年くらいの間で、その飛躍の可能性を垣間見れないかと思っています。当然企業側も、新しい収益モデルは検討しており、2Qより始まったネット決済の手数料収入はその一つですが、他にも今回、面白い取り組みがでていました。
おそらくヤマダ電機等が行っている大型家電の回収のことだと思います。
これを買取、自社で販売するというスキームです。
7億PVのジモティーというプラットフォームで行うには最適だと思います。
これは提携先とのIRが出るでしょう。ヤマダ電機であればインパクトはかなりありそうです。
この提携スキームを今期行っていたと記載があったので、近々IR出るのではと期待してます。
【最後に】
ジモティーのポジションは日本において、唯一のものだと思います。
循環型社会の実現及び、平均所得の低下による格差が拡大していく今の日本社会において不用品を基本無料で交換し合うジモティーは
必要不可欠なものにますますなっていくでしょう。
とはいえ、投資をしている以上、ジモティーが今後新しい収益モデルできず、広告一本でPV数もダウンしていくようだと売却するしかありません。
今は、ジモティーの成長を信じて、引き続き応援していきたいと思います。