信念投資 ヤマヒマンの株ブログ

投資の話とおにぎり屋の話をします。

2013年、経済的自由を求めて株式投資を始める。 2022年、脱サラしておにぎり屋を始める。 株とおにぎり屋のブログです。

ジモティー

ジモティー【7082】 3Q決算分析

ジモティーの決算発表が13日にありました。
結果としては予想よりも売上利益伸びず、
かつPV数(前期比)もダウンしていたことからPTSでは大きく下がっております。

今回の決算を分析してみます。

以前のジモティー分析でも書いたように
3Qの決算を僕はかなり良く予想していました。
(今思えば少し楽観的ではありました。。)


【今期大きく伸びなかった原因】



・2Qに比べPV数の下落
・広告単価が思ったより回復していなかった。

この2点につきます。

ではこれで売却するのかというと、今回で見切るのは少し早計という結論に至りました。

まず、これをみてください。

ジモティー


PV数のダウンは、昨年及び17年も3Qでダウンしています。
月間投稿数は、毎3Qでダウンしています。
これは毎年2Q,3Qに広告宣伝費をかけていないことが原因の可能性があります。

であるとすれば、PVのダウンで売却するという判断は、もうあと四半期は様子を見るべきだと思いました。


新しい取り組み


僕がそもそもジモティーを保持する理由は、
そこに大きな利益の源泉が存在するからです。
月間PV数は、約7億PV。その収益をほぼ自動配信の広告に頼っています。
マネタイズさえできれば、大きく利益を増やすと思います。
そこをあと半年くらいの間で、その飛躍の可能性を垣間見れないかと思っています。

当然企業側も、新しい収益モデルは検討しており、2Qより始まったネット決済の手数料収入はその一つですが、他にも今回、面白い取り組みがでていました。


BtoB


おそらくヤマダ電機等が行っている大型家電の回収のことだと思います。
これを買取、自社で販売するというスキームです。
7億PVのジモティーというプラットフォームで行うには最適だと思います。
これは提携先とのIRが出るでしょう。
ヤマダ電機であればインパクトはかなりありそうです。
この提携スキームを今期行っていたと記載があったので、近々IR出るのではと期待してます。


【最後に】

ジモティーのポジションは日本において、唯一のものだと思います。

循環型社会の実現及び、平均所得の低下による格差が拡大していく今の日本社会において不用品を基本無料で交換し合うジモティーは
必要不可欠なものにますますなっていくでしょう。

とはいえ、投資をしている以上、ジモティーが今後新しい収益モデルできず、広告一本でPV数もダウンしていくようだと売却するしかありません。

今は、ジモティーの成長を信じて、引き続き応援していきたいと思います。

ジモティー【7082】 銘柄分析

今日は、主力銘柄であるジモティーについて書いてみます。

■ジモティーとは

ジモティーはクラシファイドサイトを運用している会社です。

クラシファイドサイトとは、
地元の人同士が不用品をあげたり、格安で譲ったり。あるいはサークルや仕事を探したり、地元の人たちの掲示板サイトです。


ジモティー


日本では、クラシファイドサイトはジモティー1強です。
過去にはメルカリアッテなどもありましたが撤退しました。

世界ではアメリカのcraigslistや中国の58.comなどがあります。

僕がジモティーのポテンシャルがすごいと思ってるのですが、その理由は利用者数です。

1.月間利用者数1000万人
2.月間8億PV

日本で有数の利用者数を誇っているにも関わらず、売上規模は14億、時価総額190億です。
あまりにギャップがあると思いませんか!?

利用者数はメルカリと同程度なのに、この差の違いはビジネスモデルにあります。

メルカリはフリマのプラットフォームで、一度の取引で手数料として10%をとります。
ジモティーは地元の人の掲示板という位置づけのため、当人同士は無料。
売上構成は、ほぼ広告のみです。

広告


そのため両社の価値には大きく差がありますが、利用者数が同程度ということは、ジモティーはマネタイズの部分がうまくできれば大きく利益が伸ばせるのでは思っているわけです。

当然会社側も売上構成を大きなテーマとして認識しており、このあたりが改善してくることと一気に利益が増えてきそうです。

成長

成長性



■直近の決算について

2Qは売上減り、利益が増えました。

売上減少=コロナ禍により広告需要が減り広告単価が減った
利益増 =CMなど販促費が抑えられた

気になる利用者数ですが、2Qで大きく増えました。3Qの予想ですが、かなりいい数字が出ると踏んでます。

理由は、2つです。
下の表は、月間PV数、投稿数等重要KPIをまとめた資料です。

PV数

①IRも言ってますが、広告費が毎期ジモティーは1,4Qに多く使います。
なので、次の3Qは経費負担が減ります。

②今回売上が下がったのは広告単価の下落です
今まで、0.2円前後で推移していたのに、1PVにおける売上は2Qでは、0.13円でした。
もし広告単価が下落せず、今のPV数であれば、どうだったでしょうか?
それが、網掛け部分の3Qです。3億程度の利益がでていたことになります。
IR資料でも、6月より広告単価が回復傾向にあるということからも3Qは期待ができそうです。

Twitter プロフィール
経済的自由を求めて2013年より株式投資を始める。 2022年脱サラしておにぎり屋を始める。 株とおにぎり屋のブログです。
総資産推移
2014年  2,961,412円
2015年  4,489,424円
2016年  6,826,520円
2017年  15,681,681円
←ユナイテッドに投資
2018年  13,901,773円 ←JALCO HDで負ける
2019年  30,625,866円
←賃貸併用住宅を建て大家になる。ホープで勝つ
2020年  49,884,788円
←コロナ禍。金融緩和で株高に。
2021年  39,183,907円
←AI insideで負ける。一時復活するも一発狙いとなり資産減となる。