信念投資 ヤマヒマンの株ブログ

投資の話とおにぎり屋の話をします。

2013年、経済的自由を求めて株式投資を始める。 2022年、脱サラしておにぎり屋を始める。 株とおにぎり屋のブログです。

銘柄

ユミルリンク【4372】銘柄分析

新興は苦しい展開が続いております。
今まで許されていたPERが高い銘柄はひたすら売られ続けている印象です。

大和や野村のレポートを読むと、このバリュー相場も、
上昇余地は少なく後半戦に入っているという見解でした。
大和は4月以降、野村は今年後半からグロースに再び注目とありました。

長えな!

そのころにはマザーズ先輩は500ptくらいの立派なお姿になられてるのではなかろうか。

ということでPFは、海運、トヨタなど勢いある銘柄いれこみながら、小型はひたすら割安な銘柄にしております。
(長期でもった割高な銘柄だけ下がり続ける泣)

個人的には、現状の弱気相場でもベースを築いている直近IPOの割安銘柄を注目しています。
チャート的には、ナイキパターンになるイメージです。

ナイキパターンはこの形ですね。

ナイキパターン


ナイキパターンの可能性の中でユミルリンクは結構いいなと思ってます。
ユミルリンクはcuenoteというプラットフォーム上でメール配信事業を行なっています。
その95%以上がストック売上となっておりSaaS企業です。

Saas

時価総額は42億。
現状のARRは1,936百万で、
ARR /時価総額 2.21 PSRは2.45と
今までのSaas基準だとめちゃ割安なわけです。
バリューSaaSです。

おそらく成長性の低さとメール配信という事業が時代遅れ感があることが人気のなさだと認識しています。

この評価を覆すにはSMS事業が鍵だと考えています
ご存じSMS配信は非常に近年伸びている市場で、今後も継続して成長することが予測されています。
SMS配信で上場している会社はアクリート AIクロス、ファブリカのSMS三兄弟な訳です。

そのあたりはアクリートの資料 P23が詳しいのでどうぞ。

https://ssl4.eir-parts.net/doc/4395/tdnet/2060404/00.pdf

業界シェアは裏ボスNTTコムです。
その三兄弟裏ボスに近い将来肩を並べる規模になるのではと期待しています。

理由としては、cuenoteでメール配信を導入している企業がSMS配信を始めようと思った時に
cuenoteのSMS配信が最も導入しやすいと思うからです。
現在cuenoteの導入企業は1800社以上ですので、かなり伸び代はありそうです。

こちらはSMSの売上推移ですが、実際ここ1年かなり伸びてますね。

SMS


ITトレンドのSMS配信でも2位となっており好調さがうかがえます。
この辺りの数字が出来てくるとカタリストになるのでは思ってます。

SMS配信2

ただ、このナイキパターン。
積もりつもった信用残もあり、なかなか立ち上がりが難しく、上がってもすぐに戻ってしまい結果的にレンジになってしまいます。

特にこの相場では相当きついなぁと思ってます。
直近だとアイドマやenjinなど決算良かったですが、買いに向かえない。
上がってもどうせまた相場下落したら、元に戻る気がしてならない。

投資効率から考えるとボックス相場から上抜けで買うので良いかなと思ってます。
(そう思うならそうすればいいのに保有している)

カンセキ【9903】銘柄分析


久しぶりに銘柄分析です。
株の成績は横横(年初-9%)ですが、ようやくメンタルが回復してきました。

自信がなくなると同時に、やる気も低下。
ドラクエやら色々逃げたんですが、壺全部壊すのもめんどいし、
自分はなぜ町の人全員に話掛けないといけないのかという疑問が沸いてしまい
コントローラーを置きました。

やっぱり振り返って株が好きだなぁと思って日々、向き合っております。

さて、金曜日に決算のあったカンセキは、今年もうひと山あるかなと思ってます。

カンセキの事業は主にこの3つです、

①カンセキ   北関東を中心としたホームセンター事業
②Wild 1    アウトドア専門店
③業務スーパー 業務スーパーのFC

ご存じのように近年のアウトドア、キャンプブームによりWild1事業が好調なのであります。

今年もう一度上がるのではと思っている大前提として、キャンプブームの継続があります。
むしろ去年以上のキャンプ熱があるのではと考えています。

正直、これだけ自粛があってもう外に出たくてたまらんのです。
キャンプしたい! 
マスク外して、思う存分BBQしたい!

そう思うのは私だけではないのでは?と考えています。

■強み


Wild1の店舗運営だけでなく、アウトドアのPBブランド テンマクデザインがあります。


手頃な価格帯と、アウトドア好きな人が作ってるんだろうなぁという商品は好感がもてます。
キャンプブランドとしてはテンマクは日本ではもう有数のブランドになってると思います。

このあたりが投資家にもう少し評価されればとなぁと思ってしまいます。

Wild-1単体の収益です。
収益

利益率も、7.9%⇒11.2%⇒12.8%⇒15.6%となりテンマク拡大による利益率が上昇しています。
次に全社売上利益構成です。

売上構成

売上はホムセンが上ですが、利益はWild-1が50%以上を超え、アウトドア事業が中心になっていることがわかります。

ホムセンは停滞なので、ここまできたら、社名もテンマクにしてもいいのではという
投資家エゴ満載の意見が出てきてしまいます。

■懸念点


ホムセン事業がコロナ前は下降気味だったので、業績を引っ張る可能性はあります。
21年2月期は特需だったので昨期レベルは期待できないでしょう。

また、Wild1のさらなる成長性がどうかという点はあるでしょう。
業績の好調さを常々チェックするのは、スノーピークの月次進捗が良いです。

Wild1の中にスノーピークが置かれてますので、スノーピークが売れているということは、
Wild1も好調ということになります。


現在、スノーピークは絶好調ですね。
ただ3月以降はコロナ影響でてくるので、差し引いて考える必要はありそうです。

すの


また、Wild-1の新規出店がほぼ年1店舗ペースなので、西日本を中心にもう少し出店してほしい。。トップラインもっと伸ばせるのになぁ。。

■まとめ


株価としては、ホムセンのPERでいえば妥当だと思いますが、
アウトドア事業における成長性を鑑みるともう少し評価できるのではと考えています。

インサイドでやられて、他人のパフォーマンスも比較してしまい、自信も失ったのですが、
自分は自分と言い聞かせて、また信じられる銘柄を探していきたいと思います。

21/1/31時点 資産


21/1/31時点 資産です。

総資産 51,570,233円

昨月比   +3.4%
年初来   +3.4%


AIINSIDE

今月は、勉強中のスイングトレードの好調(オークファンやVEGA、MTG)や
昨年から持っていたIPSの上昇などがあり、400万程利確を行いました。

今週は大きく下げましたが、おかげで今月はプラスで終わりました。

逆にそれで年初来+3.4%ということは、
今週買い増したAI insideでどれだけくらってるんだという話です。。。

自分の基本戦術は、期待値の高い銘柄をたくさん調べ、ストーリーに基づき集中投資をするというのものです。
(勝手に信念投資と呼んでます。)

ホープ以降大きく投資するものはなかったのですが、
AI insideには成長の持続性と、高い収益力、そして素晴らしい商品力を評価して、大きく信念投資することを決意したのであります。

AI insideを購入したいと思ったきっかけは同社の主力サービスである
DX suiteを実際に使ってみてからでした。

DX suiteは、なにがすごいかといいますと

①複数の帳票を一気に1つのPDFデータにスキャンする。
②DX suiteでそのPDFを読み取る。
③その帳票の内容が、帳票毎に複数のCSVデータで出力できる。

これがクソ便利なわけです。
今まで手入力でエクセルに入れてた作業がなくなるんですね。


AIOCR



結局、AIの将来性とか完璧なビジネスモデルだとしても、
そのサービスをユーザーが使ってみて素晴らしいと思えるかが、
投資をする上で最も重要だと思っています。

そしてその実体験こそが、自らの信念に繋がるのではと考えています。

もちろん会社への期待値は恐ろしく高く、
今期売上44億予想で、すでに時価総額2500億です。

サッカーでいえば久保君みたいなもんですね。
若くして伝説的な選手になることを期待されてるわけです。
ただ本当に伝説的な選手にまで成長できるのかというのは分かりません。
それは設立して6年目のAI insideも同様です。

その企業に対して2500億は高すぎる!
妥当と捉えるかは人それぞれです。
(ここが株価の値付けであり、一番難しいですよね。)

僕は、成長スピードと、将来的企業価値を鑑みると、今の時価総額とギャップがあると考えています。

2~3年のうちに1兆円に行く企業として、成長ストーリーが続く限り、応援していきます。

まず2月の決算がまず勝負なので、ここまできたら、とにかくお祈りでございます!

21/1/16 今週のわたし ビッグヒットエンターテインメントについて

仕事から帰ってきてリビングに入ると
ナイキのスパッツに、ヘアバンドをしている妻がいた。
BTSの「ダイナマイト」という曲を大音量で流しながら
ダンスの練習中だ。

特段驚くことはない。いつもの光景になってしまった。

そう。妻は、BTSに激ハマりしている。(BTSとは韓国7人組の人たちのことです。)

1200px-BTS_on_the_Billboard_Music_Awards_red_carpet,_1_May_2019


妻は、ダイナマイトという曲以外聞かない。
この曲をひたすらリピートし踊り続ける。

今日も3曲連続で踊った後、息を切らしながら
僕に話かけてきた。

「絶対に儲かる株があるので買ってほしい」

「何ていう会社?」

「ビッグヒットエンターテインメント」

BTSの所属事務所である。

BTSはグラミー賞に今ノミネートされていて、
間違いなく受賞するので、株価が絶対に上がるという。

妻の頭の中は、99%BTSに占められている。
一方僕の頭は、99%は株のことだ。
そう。この家には、株とBTSしか存在していないのである。

決して交わらない2つが出会ってしまった。

大激論がスタートする。

妻曰く、BTSの勢いはすごい。北米で大人気で
21世紀のビートルズと言われている。と

コテンパンに否定してやろうと調べてみた。

まず韓国の芸能事務所なんて大したことないだろう。
時価総額は、100億くらいかな?

5500億

ふんふん。思ったよりすごいのね。エイベックスの10倍以上の企業価値なんだ。。。

まぁ業績は、よこよこなのかな。


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の、伸びがすごい。。。

しかもこの会社の売上のうちBTSが90%で、
世界の上半期アメリカで一番売れたアルバムがBTSなんだとのこと。

コロナでやった1回の有料オンラインライブが、
グッズ含めて売上30億。
視聴数76万人 107ヵ国から視聴 
オンラインなので運営費がかからず、利益貢献大きいと。


BTS半端ないやん!


ということで、グラミー賞をとるという前提で
ビッグヒットエンターテインメントの株を買うことになったのであります。(SBIで買えます)。

それにしても、半地下の家族もそうですが、韓国エンタメは本当にすごいですね。

BTSを聴いていても、北米に人気の曲調で、世界を狙ってる感をすごく感じます。
妻曰く、BTSは、ダイナマイトという曲で、さらに人気が広がったとのこと。
一応リンクをはっておきます。




ホープ【6195】 本日の上方修正と今後について

今日はホープがS高。
そして上期上方修正がでた。

今回の下落で買いまくり、子供NISAにまで手を付けホープ魔人と化したわたし、
我が家は歓喜の祝杯と思いきや正直悩ましいところもある。
というのも上期の予想値は正直期待度からいくと今一つであったからだ。

ただPTSでは現在8%近く上昇しており出来高もあることから、明日上昇する可能性は高い。

このギャップを分析してみる。

■バリュー的な視点

上期修正予想で
営業利益9億5千万
純利益 6億5千万

下期偏重のホープが純利で13億いく可能性は固い。

とすると同業他社でほぼ同じ利益規模の
グリムス時価総額509億に比べ
今のホープの時価総額352億は割安と判断できるのはないだろうか?


ホープ


■需給的な視点

1Q決算後S高となり、その日にワラントの行使許可発表で需給がくずれ、
マザーズの調整などもあいまって5000円を割ったということなのだろう。
単純に需給が戻ったのでワラント前に戻るということなのかもしれない。


チャート1



■まとめ

今回の事象を簡単にいうと、

コーチ :ヤマヒ
新人選手:ホープ

デビュー年度でこの新人なら30本ホームラン打てると思ってたコーチ。

結果、20本打って周りからは称賛されるが、
もっと打てると思ってたコーチは不満足

ということではないのかしら。

ただ、明日になってみないと分からない。
みな30本打てると思ってた可能性もあるわけだから。
(それをもちろん望まないが!)
Twitter プロフィール
経済的自由を求めて2013年より株式投資を始める。 2022年脱サラしておにぎり屋を始める。 株とおにぎり屋のブログです。
総資産推移
2014年  2,961,412円
2015年  4,489,424円
2016年  6,826,520円
2017年  15,681,681円
←ユナイテッドに投資
2018年  13,901,773円 ←JALCO HDで負ける
2019年  30,625,866円
←賃貸併用住宅を建て大家になる。ホープで勝つ
2020年  49,884,788円
←コロナ禍。金融緩和で株高に。
2021年  39,183,907円
←AI insideで負ける。一時復活するも一発狙いとなり資産減となる。