今回は僕の主力銘柄のホープについて書いてみます。私の資産の30%近くはホープによって作られました。
もう福岡に足向けて寝れないです。。
本当にありがとうございます。

ホープの成長エンジンはエネルギー事業です。
自治体に特化した電力の小売販売です。

このエネルギー事業が、ビッグチェンジとなり
PL、BSともに1年前とはまるで別企業の決算書となりました。

PL


今期の受注数は、338億円となっており、事業を始めて、約2年でこの受注数は驚異的です。

エネルギー事業

【エネルギー事業の強み】

2つあります。
①売上の大きな伸びに対して、販管費がほぼ変わっていないことです。
卸事業なので少ない人員でオペレーションを回せる事業であるといえます。

②もともと自治体に特化していたので、電力小売りの参入障壁が高いことがあげられます。

いい点ばかりあげますが、懸念点として、利益については変動的であるといえます。
なぜならば電力の仕入価格が変動するからです。ホープは電力卸なので、自社で電力を作ることはできない。

発電会社から安定的な電源を入手するか、またはJPEXの電力卸市場から電力を仕入れる方法があります。

安定的な方は、コストはかかるが計画は立てやすい。
JPEXは変動的で、予測がつきづらい。
だがスポットなので、電力価格が低水準であれば安く仕入れることができます。

前回の本決算で大きく利益が出ていることから踏まえるとホープはかなりJPEXの割合が高いと思っています。

ホープには、2つの大きな先行指数があり、
これを使うことでかなりの精度で業績を測れると思っています。


このサイトから毎日の卸電力価格がわかります。7月の上方修正はかなり確度であると思っていました。
ずっとコロナの影響もあり、実はかなりの卸電力価格が低水準で推移していたからです。
仕入れ価格が下がるので利益率が高まると踏んでました。
4Qの利益率は、なんと14.8%でした!

夏になると電力価格は上がるのですが、7月は低いままで、このまま推移すれば1Qも可能性はあると踏んでます。


チャート

逆にここで価格が上がってくるようであれば決算勝負を避ければいいわけです。


このサイトから、自治体の入札情報がわかります。有料になると全てわかりますが、無料でも入札状況はある程度把握できます。
自治体の予算の関係上、4月までが落札件数のピークとなるようです。


【今後について】

今期の売上目標は、253億。
中期経営計画では、この数字を掲げました。

中期経営計画

20年すでに受注が338億あります。
この自治体における電力小売市場は、1兆あるとのことですから
400億は非常に現実的であるとふんでます。
営業利益は35億ですから、今の時価総額300億はまだ成長余地があると考えています。


久しぶりにしっかりと書いた気がする!
ホープ。応援してます!