信念投資 ヤマヒマンの株ブログ

投資の話とおにぎり屋の話をします。

2013年、経済的自由を求めて株式投資を始める。 2022年、脱サラしておにぎり屋を始める。 株とおにぎり屋のブログです。

2020年05月

20/05/30時点 資産と反省

仕事が激務すぎてブログをさぼってしまった。反省です。。。

今月の資産です。


総資産


5月末31,712,771円
前月比33.4%
年初比でも4.6%となりました。

こんなことあるんでしょうか。
下がるときも一気でしたけど、上がるときも一気でした。

要因としては、持ち株すべて(ホープ、平山HD、カンセキ、PBシステムズ)が、コロナ影響を受けず良決算でした。
短期で買ったイマジニアもあたり、日機装も深LED紫外線がようやく注目されて上がりました。

一方、もし、3月13日以降で株を買って保有し続けていたらとんでもないことになっていたというチャンスを僕は完全に逃してるわけです。
凄腕投資家の方は、みなさんそれをしているわけで、実力が足りてません。

暴落は信念投資家にとっては、大チャンスですから僕も買い出動をしました。
ですがそのタイミングが完全に悪かったのです

①暴落チャンスとばかりに2月下旬ごろより購入しはじめる。
②どんどん含み損は増えていくが、強気に3月9日頃よりさらに信用も組み込み新規購入
③下落に精神的に追い詰められる。
④3月13日午前(セルクラ)に完全に心が折れ、体調が悪くなり会社早退
⑤久しぶりにタバコに手を出し、吐き気を催す
⑥2日間スプラトゥーンをやり続け現実逃避する
⑦ドミノピザでLサイズ2枚を注文してコーラをがぶ飲みする。
⑧コイン落としゲームで4時間メダル落とし続ける
etc

この詳細について以前のブログにも書いてます

 
とにかく精神的に追い詰められて、その後株も買えない状況かつ、株アプリを開くのも憂鬱な状況となりました。

分析するとこのようなことです。

全ての買いタイミングが落ちるナイフ状態で買っていること

指数が落ち着き始めてから買い始めないといけない。
含み損がすごい状態となったためその後、買いにいく余力がない。さらにメンタル的にも追い詰められている。

②利確が早い

メンタル的に含み損でやられているので、プラスマイナス0で終われればいいという気持ちになりせっかくいいタイミングで買えていた銘柄も早々に利確してしまっている。

上記1.2の理由から余力がない。
かつメンタル的にやられているため、絶好の戻す局面でほぼ買えていない。

これを正すには、落ちるナイフ時に買ってはいけないということです。
スタート時点でボタンの掛け違いが始まっていたのです。

実は急落の見極めには今まで割と当たっていることがあって、自信がありました。
ここまで急激に下がらないだろうという勝手な思い込みが、自分を追い込んだわけです。
急落買いは針の穴に糸を通すような繊細さな投資法で、もう二度とやりません。

これからも多くの失敗をしていくでしょう。
再びチャンスをもらえたので、しっかりと反省して投資家なれるよう成長していきたいです。

IPS 【4390】 銘柄分析 IRに問合わせした内容

昨日ブログで記載した内容についてIPSのIR担当に問合わせしました。
主な問い合わせ内容は、上期偏重している理由である海底ケーブルの使用権料の部分です。
問い合わせ内容が赤字になっております。

①通信事業者等の大口需要家に対する使用権料の計上のタイミングは?

→入金時に計上。
入金時期は契約に異なる。2パターンの契約がある。
①15年分の使用権料が一括にて入金
②3年など数年単位で分けて入金
またIRU契約なので、一方的に破棄できない契約になっている。

ヤマヒ「ふむふむ。上期だけの一時的な利益ではないということだな」

②ということは今期計上分以外にも今後、通信事業者の使用権料が計上される可能性がある?

←現在の上期偏重しているのはコロナの状況もあり、見えている部分を入れている。

ヤマヒ「むむ!今後も継続して計上される可能性が高そう!」

③この使用権料を付与するにも回線に制限があるんでしょうか?

←光ファイバーの国際通信回線。伝送機器の追加で通信容量を自社でコントロールできる。

ヤマヒ「なぬ!多くの需要にも対応できるということか。」

④さらに保守料ももらえるんですよね?

←利用料の数%を保守料として年額頂く。

ヤマヒ「ぐぬぬ!これは激アツか」

ということでこの海底ケーブルの利用権取得は、やはりかなり継続して大きく利益貢献していくという手ごたえを受けました。

会社としては一段階上がったようなビッグチェンジの可能性を感じます。
ただ、フィリピンでの通信業界についてまだ分からないことが多すぎて、
市場規模や、どの程度の成長可能性があるかつかめていないです。

社長が下記の記事で長期的には売上高で200億円、経常利益で50億円と書いているので
このあたりがまずはターゲットなのかもしれません。



とりあえず明日調査継続の意味もこめて、インしてみようと思ってる次第です。
短期的には成長期待により株価上昇が見込めるのではないかとも期待してます。
いずれにせよ引き続き、調査していきます。

IPS【4390】 銘柄分析

今期好決算予想で話題のIPSについて調べてみました。

今期予想が、前期比36.8%増の売上89億、57.7%増の営業利益17億となっています。
この理由はひとえに少し前に発表した海底ケーブル15年長期貸借のIRが寄与しています。

IPSの海底ケーブルを調べるにはこのリンクが分かりやすいです。



色々と長いのですが、要約するとこういうことでした。
(間違ってたら教えてください。)

①フィリピンでは、大手2社が香港-マニラ間の国際通信回線を独占
②フィリピン国内のCATV事業者は、その2社の回線を使用せざるをえず高い。
(CATV事業者は、その回線を利用してCATVだけでなくネット回線も提供する)
③結果、競争が働かず、通信回線は高く、品質が悪いまま放置
④IPSは、香港で国際通信回線を購入し、それをフィリピン国内のCATV事業者に安価で販売 
←これが今まで
⑤IPSはフィリピン-マニラ間の海底ケーブル長期貸借の利用権を得る。
自社回線でCATV事業者に提供できるようになった。
←今回のIR
⑥また大口需要家にこの回線のリース契約を行い、使用権料と保守料をもらう。

今までの前提が大きく変わるわけですね。
連結業績予想では下期は例年通りの予想ですから、上期にその影響がもろに出てます。

画像0517

⑥の使用権料は15年契約となっているので、おそらくこの15年の使用権料がこの上期にて計上されることにより大きく売上貢献しているのではないかと思います。

←リース料として毎年計上されるのか、今回の一括で計上かは分かりません。
ここが重要ポイントなので、IRに突撃したいと思ってます。
ちなみに保守料は毎年計上になるようです。
リリースだけみると一括計上のような気がします。。。

画像2

また、IPSは、元々フィリピン国内でも通信事業を国から許可をもらって展開してます。
マニラでは、回線の敷設を行い自社で最後まで顧客に回線提供。
地方ではCATV事業者と組んで、通信回線をのみをCATV事業者に提供。

国際通信回線は今まで、香港で買っていたのを自社回線に切り替えていくので、その仕入コストも削減されてしまうわけです。

ということで5月7日に出した海底ケーブルの使用権取得IRは事業を大きく前進させるものでした。
ちゃんと調べたら決算発表前に買えてたのになぁ。残念。。。

ただ使用権料が今期一括計上であれば、一時的な利益となるため、来期以降も同様の爆発的なPLの伸びとなるかは疑念が残ります。

いずにしても、この回線取得により安価で高速な通信回線が提供できるとのことですので、
フィリピン国内での競争力は高まるでしょう。

平山HD【7781】 銘柄分析 2020年3Q

平山HDの3Qの決算が出ました。
これから書くことは、市場から全く注目されず、会社も上方修正を出さないただの愚痴です。

平山HDは製造請負・派遣事業のためコロナの影響により、受注減で売上が落ちるのではと危惧されているため、4月、5月の全体的なリバウンドでもあまり戻ってません。

とはいえ平山HDの事業は下記決算短信記載のように、医療(テルモ)食品(まいばすけっと)の請負が50%のため、コロナの影響は受けにくいPFでした。

コメ2

そして今回3Qの決算数値は赤字部分

利益


2Qよりは多少落ちてますが、コロナの影響をほぼ感じない内容でした。
3Q時点の業績進捗率は売上高は72.8%、営業利益は127.2%、経常利益は140.6%


情報開示


ここから愚痴が始まります。
まぁふつうだすよね。上方修正。
この会社は注目されたいと思ってないのかな。

ダメ男を好きになってしまった女の気持ちです。
なんでこんなに人気もなくて株価も上がらないのに切れない。
この男の将来性を見込んで好きになってしまって結果尽くす女状態です。

まずこのPLを見てほしいんです。


無題


特別損失から説明します。

■特別損失
2年前にfun to funという食品を中心とした派遣業をやってる会社を買収しました。
その会社が、今のところどう考えてもお荷物君なわけです。

というのも
①買収後、funtofunの業績が良くない。
②監査法人より、減損あるよと言われ焦ったfuntofun管理部長が独断で粉飾に近い契約を結んで売上のかさましを行う。
③決算発表直前に監査から指摘が入り、調査。約2か月決算発表先延ばし。株価爆下げ。
その調査費用 83,234千円
④ごめんなさいIRリリース。大事に至らないと分かり、株価元に戻る。
⑤さらにfuntofunで取引先の倒産発覚。債権回収できない。その額134,801千円
⑥⑤および業績の低調により、実際の実力より多く買収額を払ってたのれん代
減損損失296,459千円

この一連の流れで、トータル約5億の特別損失を今期計上

普通時価総額33億の会社5億の特損だしたら下方修正必須ですが、出ません。
なぜなら特別利益があるからです。

■特別利益

消費税等簡易課税差額収入 538,842千円

平山HDは2年前にHD化し、その時からこれが計上されてます。
消費税を税抜経理方式にしており、税額を概算で計上しているので、実際の納付額とは一致しません。
納付額と仮でいれていた計上分の方が圧倒的に多いのでその差額分が特別利益で計上されます
なぜこんなに多いのかは不明です。
仮で入れていた計上分はコストのマイナスになる訳で、本来は営業利益の部分で見せればいいのにと思うのですが、専門でないのでわかりません。

ということで、この収入は、この形式をとる以上、一度限りではなく、毎期発生するわけです。
むしろ売上が伸びるにつれ増えます。

以上をみるとこの会社は
特損がなかったら、3Q時点で経常利益4億2千万+5億3千万=税前9億5千万の利益を生み出していることになります。
(減損による今期の減価償却費減はこの際考慮しません。)

この会社は時価総額35億ですから、約10億を1年で生み出す会社が35億の価値しかないわけです。

kabutanにも取り上げられずtwitterでもつぶやかれず出来高も激低だし、社名も社長の苗字だし、どうなってるんでしょう。

今後注目されるときは来るのでしょうか。
ダメな女はいつか彼が日の目を浴びるときが来ると信じて待ち続けます。。。

イマジニア【4644】 銘柄分析 

今日はイマジニアについて書こうと思います。

この会社はコンテンツ販売の会社で、
今はswitchのフィットボクシングとメダロットSというアプリが売行がいいです。

この二つのヒットのおかげで、先月上方修正を出しました。
5月15日決算なので、正確な数字ではないですが、4Qは逆算すると今までにない飛躍です。

売上


メダロットは12月末にリリース。フィットボクシングは1年以上前に販売したものの
巣籠りの影響で売れ行きが相当あがっているとのこと。

確かに、自宅で運動不足解消にはこういったソフトは僕もやってますが、圧倒的にいいです。
フィットネス系は、フィットボクシングと、リングフィットアドベンチャーしかない。
リングフィットは売り切れなので、フィットボクシングに流れるのは容易に想像できます。

フィットボクシングのサイト流入数を見てみたらこんな感じでした。
2月あたりから急激に伸びてます。
僕がマーケ担当ならうれしょんおしっこ漏れ漏れ状態です。

トラフィック


ここまでは過去の話。

今期どの程度この二つのコンテンツが進捗するかで、5月15日決算で今期の予想が強気にでるかが決まります。

まずメダロットS
アプリのセルランを見ますとこんな感じでした

売上予測

やはり下がってます。アプリ市場はレッドオーシャンなので、ここから多くは望めないでしょう。
200位程度維持できれば、1ヶ月1億の売上とみてみます。

次にフィットボクシング
10万本のリリース日が発表されてるのでまとめるとこんな感じでした。

突破

3月6日~4月23日で48日10万本ということは1日あたり2100本です。

4月・5月は2100本とみます。5月はGWがあったのでもっと売れてると思います。
6月は1500本とみます。2Qは1000本、3,4Qは500本とみてみます。

すると下記のような感じになりました。

フィットボクシング


問題は、他コンテンツの売上です。
ここがどの程度あるかで、今期予想が大きく変わってきます。

IRに問合わせしたところ、売上構成としては、ゲームコンテンツ、右肩下がりではあるもののフューチャーフォンで展開しているコンテンツ売上が安定期的に寄与しているとのこと。
また毎期1Qで利益が下がるのは、新コンテンツのリリースが3Q4Qに偏る傾向にあるとのことなので、下期に新コンテンツの売上寄与が見込めると思います。

ということで、上記2つのヒットコンテンツ前の売上規模が1Qあたり平均12億だったので、
低く平均8億で計算してみます。

他使用KPI

粗利益率:3Qまでの今年度実績 58%
販管費:粗利率から計算した今年度予想実績

するとこのようになりました。

全社売上


売上62億 営業利益13億(19年度売上58億、利益11億の予想)
サプライズとまではいかないまでも悪くない数字です。

結局、かなり見えない部分が多いので実証性の薄い仮説になってしまいました。
いずれにしても1Qに毎期落ちこむ分を20年は1Qフィットボクシングが寄与できるので、
そこまでがっかりするような予想にはないのでは踏んでます。。

色々書きましたが、フィットボクシングは特需が起きてるので、これがどれほど伸びるかを見込むかで今期予想が上記よりも、強気にでてくる可能性もあるかなと思います。

強気予想が出た場合は、株価は上昇すると踏んでますがどうでしょう。
どれほど当たっているか、5月15日の決算発表を楽しみにしたいと思います。
Twitter プロフィール
経済的自由を求めて2013年より株式投資を始める。 2022年脱サラしておにぎり屋を始める。 株とおにぎり屋のブログです。
総資産推移
2014年  2,961,412円
2015年  4,489,424円
2016年  6,826,520円
2017年  15,681,681円
←ユナイテッドに投資
2018年  13,901,773円 ←JALCO HDで負ける
2019年  30,625,866円
←賃貸併用住宅を建て大家になる。ホープで勝つ
2020年  49,884,788円
←コロナ禍。金融緩和で株高に。
2021年  39,183,907円
←AI insideで負ける。一時復活するも一発狙いとなり資産減となる。